時の政府による大号令の下、IT革命が叫ばれて幾星霜。ブログやSNSといったツールはすっかり我々の身近なものになったのでありまして、我がバンドStormer and the stolen heartsにおいてもバンドメンバー各自の情報発信が一層重要性を増しているのは論を待たないところであります。しかし当ブログにおいて更新するのはもっぱらリーダーのStormerまたはスタッフのuCjimaの二人であり、かような状況はまことに慙愧というのほかなく(以下略)
とかいうもったいぶったマエセツは置いといて、要するに今週のリハ前ミーティングで「キミらもブログに何か書いたらええのに」とリーダーのStormerからお言葉を頂戴したので、鍵盤のokdが初めて当ブログを更新してみたとういう次第です。
「思い立ってブログに何か書く」ということなのでネタを用意しています。ボヤき(疲れた、とかモテたい、とか)はTwitterで随時垂れ流しているので、ちゃんと音楽ネタです。
我々Stormer and the stolen heartsは先日7インチシングル「You are my special way / Try my love」をリリース致しまして、お陰様をもちまして大変好評頂いております。そんな中、恥ずかしながら私okd、実はつい最近レコードプレイヤーを持っていませんでした。これには深ーい事情(有り体に言えば、これ以上モノを増やすなという嫁さんからの指令)があるのですが、自分達が出したレコードを我が家で再生できないのは如何なものか。ということでこの3連休に実家からパイオニアのレコードプレイヤー(恐らく30年選手)とLPをダンボールに2箱ほどサルベージしてまいりました。
引き取ってきたレコードは9割方ジャズなんですが、その中から印象深い1枚を。
名曲「HAW-RIGHT NOW」を収録したPatrice RushenのPrelusionであります。
これ、学生時代に買って印象に残っているレコードでして、実家を探してもどうしても見つからなかったので買い直したものです。見つからなかったのは恐らく学生時代、金に困って売り払ったからでしょう。
なぜこのアルバムが印象に残っているのか。
ご他聞にもれず私もラジオか何かで聴いたB面1曲目のHAW-RIGHT NOWに一発でヤられたクチでした。しかし悲しいかなジャズを偏食していた学生時代の私はパトリース・ラッシェンのシンガーとしての成功など知る由もなく「ラジオで聴く →おお、70年代のハービー・ハンコックかー、カッコいいわー →えっ、ハービーじゃないの? →パトリース・ラッシェンて誰よ →CD探してもなんか80年代の歌の人しか出てこないんだけど・・・ →だからパトリース・ラッシェンて誰(以下略)」というループにはまっていたんですね。
それゆえ、自分なりに色々調べて「Prelusion」という盤に行き着いた時の嬉しさを鮮明に覚えているから印象に残っているのでしょう。そんな思い出のレコード売るなよ、というツッコミはご勘弁頂きたいところです・・・
というわけで、これからはこんな感じで気が向いた時に私okdも更新してまいりますので皆様宜しくお願い致します。
あ、ちなみに我々主催のイベント「Stormer.」は次回10月20日(土)、渋谷LUSHで開催ですよ!と一応バンドのブログらしい告知で締めさせて頂きます。鍵盤のokdでした。
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